施設で働きたいナース向け 介護保険施設の違いとは

看護師にとっても

 

最近、介護保険施設の違いがわかりにくい!

 

ということをよく耳にします。

 

そりゃ〜そうですよね。どんどん法改正があって高齢化ニッポンでは施設の形態もどんどん変わってきてますから…。

 

この記事では看護師が施設に就職する前に知っておくべき

施設形態の基本知識を紹介します。

 

看護師が介護保険施設で働く際に考えておきたいこととして、

勤務時間や給与はもちろんのこと

 

  • あなたの看護スキルにあった施設かどうか?
  • 看取り希望者や緊急搬送希望の方の比率
  • 施設内の要介護度の平均値
を知っておきましょう!

 

実際に医療対応型の有料老人ホームであったケースですが、採血は苦手・点滴入れるのが苦手・緊急搬送を1度も経験したことがない。というナースが入職してきたことが…。

 

医療対応が苦手なのに医療対応型の有料老人ホームに入職するとすぐ退職してしまうことになるので事前に確認しましょう!

ナースX

 

 

介護保険を使って利用ができる施設の形態

  • 老健
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 有料老人ホーム
  • 養護老人ホーム
  • 軽費老人ホーム(ケアハウス)
  • グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

 

などがあります。

 

サ高住(サービス付き高齢者住宅)では外部サービスとして介護保険を利用して自宅に看護師が訪問する。という考え方になるのでサ高住(サービス付き高齢者住宅)のなかを訪問する訪問看護ステーションに勤務する看護師がほとんどです。

 

特養(とくよう)

通称:特養と呼ばれているのが介護老人福祉施設の事で生活施設になります。

 

所得が低い・身寄りがいないなど利用制限者入所の可否は役所が決定。

 

老健(ろうけん)

介護老人保健施設:老健と呼ばれます。

在宅復帰を目指しリハビリを集中的に行います。

 

MEMO
最近では老健の特養化と呼ばれることもあるほど長期入所して亡くなることも。

 

介護療養型医療施設(療養病床)

長期療養が可能。

介護保険を使って医療的サービスを受ける。

注意
2024年に療養病床の廃止が決定。

新しく新設されたのが介護医療院(平成30年4月から)

 

療養病床が廃止になることで療養病床を経営している病院ではすでに病棟の編成がされており、他のまだ移行できていない病院(療養病床)に転院していくケースも少しずつ出てきています。

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居宅サービス

居宅サービスには有料老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホーム・グループホーム(認知症対応型共同生活介護)などがあります。

 

現時点では有料老人ホームが1番多い状況です。

有料老人ホームには大きく分けて3種類

 

  1. 介護付き
  2. 住宅型
  3. 健康型

 

この3つがどのように違うのか?

それぞれの特徴を分類してみました。

 

有料老人ホーム 特徴 メリット デメリット 金額 看護師配置基準
介護付き 特定施設入居者生活介護の指定 ・24時間体制で介護が受けれる。

・日中は看護師が常駐

・介護サービスをあまり使用していなくても介護度による定額の費用が発生。 月額:15万円〜50万円ぐらい あり
住宅型 生活支援サービス(食事・洗濯・清掃・買い物代行) ・イベント・レクレーションが多い ・要介護度が高いと費用が高めになる

・常駐するスタッフが少ないところがある。

初期入居費用・月額費用が必要

月額:15万円〜30万円

なし

外部サービス活用

健康型 家事・食事のサービスがついている ・設備が充実
(温泉・スポーツジム・図書室など)・身の回りのことは自分でできる
・要介護の状態になったら退居

・現在は健康型の数は少ない。

施設によって様々 なし

 

介護付き・住宅型有料老人ホームの違い
都道府県の指定(許可)である

特定施設入居者生活介護の指定を受けているのが介護付き有料老人ホーム

介護サービス:介護付きは定額・住宅型は利用した分を支払い。

 

看護師が有料老人ホームで働いてみたら…

 

有料老人ホームでも実は様々…。

 

 

病院やクリニックと同様

働いてみないと、どんな感じかわからないのが現状…。

 

働く看護師からすると施設では看護師の人数が大切になります。

 

 

夜勤をやりたくないのであれば、看護師の配置基準のある

介護付き有料老人ホームがおすすめです。

 

  • 看護師が日勤のみが多い
  • 看護師の人数も比較的多い(パートさんも含めて常勤換算で3人ぐらい)

 

ただし、オンコール(休みの日などに施設から電話がかかってくること)がある施設もあります。

 

 

看護師の人数が少ないと一緒に働く看護師のスキルや能力によって仕事量が変化します。

 

例えば…

 

日勤常勤2名の場合

相手が病院勤務歴0年で医療行為や急変時の対応ができない・パソコンスキルが全くないなどの場合はあなたに仕事が全て降りかかってくることも…。

 

こういうケースでは、施設は良くても退職したくなることもありますよね。

ナースX

 

・パソコンスキルがない

・夜勤をやらない

という理由で常勤になれない施設もあります。

 

また、夜勤のある施設で

Wワークの夜勤専従の方ばかり雇っているケースでは

夜勤スタッフの勤務可能日時がわかるまで勤務表がなかなかできなかったり、夜勤者が来れる時間帯に合わせて日勤看護師が残業したり、勤務変更を余儀なくされることもあります。

 

 

軽費老人ホーム(ケアハウス)

別名ケアハウスとも呼ばれます。

 

老人福祉法で定められた施設で社会福祉法人・地方自治体が運営する福祉施設で1990年以降軽費老人ホームA型・B型は新設されていません。

 

色々な呼び方をするためわかりにくく感じますよね..。

 

今後、ケアハウスに順次建て替えられていくためケアハウスに1本化されていきます。

ナースX

 

では、軽費老人ホーム(ケアハウス)にはどんな人が入居できるのでしょうか?

  • 60歳上が原則
  • 自立して生活することに不安がある
  • 身寄りのない人
  • 家族による支援を受けることが困難
になります。

 

種類 特徴
軽費老人ホーム A型 食事サービス提供
軽費老人ホーム B型 自炊
ケアハウス C型 食事・生活支援サービス

 

ケアハウスには自立型・介護型の2種類あります。

 

ケアハウスでの看護師配置基準は

  • 要介護者30人までは看護師1人
  • 30人を超える場合は50人以上に1人配置

 

介護職員は1人以上は常勤(少なくとも週32時間以上)でなければいけません。

入居者に直接サービスを提供する生活相談員・介護職員は兼務をするべきではないとされています。

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グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

認知症のある利用者さんが

  • 家庭的な環境
  • 入浴・食事などの日常生活上の支援
  • 機能訓練
  • 専門的なケア

が受けれる施設になります。

 

看護師の配置基準はありませんので看護師が働くケースは少なくなります。

 

養護老人ホーム

養護老人ホームとは自宅で生活が困難な高齢者向けの保護施設です。介護施設ではありませんが、特養(特別養護老人ホーム)と名前が似ているので介護施と勘違いをしている人たちが多いので簡単に説明していきます。

 

養護老人ホームの目的

生活に困窮した高齢者が自立した生活を送れるように社会復帰を支援する施設。

  • 身体的
  • 精神的
  • 環境的
  • 経済的
困窮の陥った高齢者を保護する施設。

 

家がない・年金がない高齢者向けになります。

 

運営

地方公共団体・社会福祉法人

入所に関しての決定権は市区町村長

入所は誰でも入れる訳ではない。収入に応じて入所の料金が変わるよ 😉

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サ高住(サービス付き高齢者住宅)とは?

 

サ高住(サービス付き高齢者住宅)とは高齢者が安心して生活できるように生活相談や安否確認などのサービスがついた賃貸住宅になります。

 

【サ高住(さこうじゅう)】とか【サ付き住宅】とも呼ばれるよ。

ナースX

 

介護が必要になった場合は外部サービスを活用することができます。

 

サ高住では施設に訪問介護・訪問看護・ディサービス・通所リハなど併設していることが多いので安心して生活できます。

 

看護師はサ高住の中の訪問看護師として働くケースや施設看護・施設内訪問看護師として兼務で働くケースもあります。

 

兼務をする場合は会社からの辞令で兼務をすることを明確にしてもらう必要があります。(兼務関係が明確になるようにするため)

 

まとめ

看護師が働く施設として、施設内を訪問する訪問看護ステーションに勤務するケースが増えてきている。

 

訪問看護師として働く場合の施設形態としては有料老人ホーム・サ高住(サービス付き高齢者住宅)が多い。

 

施設看護として働くケースでは

  • 老健
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 有料老人ホーム

で働くことが多い。

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